LPPお客様ストーリー わたしの「きづきずき」 Realization
お客様との「気付き(きづき)」からはじまる、「築き(きずき)」の積み重ね
「応援するよ」という言葉に追いつけるように
「言えなかったけど、体調が悪くなって病院に行ったのよ。末期だったの」近藤様(仮称)が淡々とした声で言いました。
当時、保険業界で駆け出しの私を息子のように応援してくれた近藤様の言葉に、私は泣きたくなる感情を必死に抑えました。
近藤様は、ご主人様の会社の事務面全般を担っていました。「業務の引継ぎをする時間が足りない。この会社も、残される家族も大丈夫かな」と心配される日々が続きました。
「多分、そう長くはない、あんたに頼んだよ」と、弱気なことを言われることがありました。私は先々のことについて少しでも安心していただきたいと思い、お預かりしている保険の内容を改めて丁寧に説明しました。会社を守るための備えは保険で準備をしていること、近藤様が万が一の時は、保険で葬祭費用の補償があり、ご家族の負担を心配しなくてもよいということなどをお伝えすると、優しい笑顔を見せてくださいました。
また、ご家族への心配事に悩まれた時は、近藤様とご家族との橋渡し的な存在として、私が代わりにお悩みを伝えました。ご家族の中で、お互いの不安を分かち合うことにより、以前のような和やかで、楽しい家族の空気を少しでも取り戻していただけたように思います。
近藤様がご逝去された現在、ご家族から会社の相談をいただくなど、変わらないお付き合いが続いています。
私を必要な存在として信頼いただけること、そして「困ったときは安田さん」「 何かあったときはやっぱり安田さん」と頼っていただけると、私もとても嬉しいです。
「あんたを応援するよ」という言葉と共に、保険の仕事を始めて、一番最初にご契約をお預かりしたのは近藤様です。その時からずっと、私に一所懸命に保険の仕事に向き合うこと、そして、それを継続する活力を与えてくださいました。
保険を通して、恩返しはできていますでしょうか。毎年、命日に「この仕事で頑張っていますよ」と近藤様へ報告をしています。
安田さんは、お客様との信頼関係をとても大切にされていますね。
私は、保険に関する知識や経験を生かし、お客様に対してどの様にお役に立てるのか、いつも考えています。
例えば、お客様の多くが保険金の給付前後は、突然の出来事の中、不安なお気持ちを抱かれているのではないでしょうか。その様な時こそ、お手元に給付金が届くまで安心してお任せいただけるファイナンシャルアドバイザーがいる、これが付加価値だと思います。
保険は「この人」から入りたいと思っていただけること、そして、私というファイナンシャルアドバイザーを必要としていただけることに、日々感謝をしています。
お客様のために、 「いつでもお役に立てる身近な存在」でありたいと私は思います。

安田 亮一