LPPお客様ストーリー わたしの「きづきずき」 Realization
お客様との「気付き(きづき)」からはじまる、「築き(きずき)」の積み重ね
熊本地震の記憶に寄せて
私はお客様に、地震保険は「生活再建のための資金」であることをお伝えしています
多くのお客様が地震保険は「壊れたものを修理するための資金」とお考えです。だからこそ、生活再建に必要な資金がどの程度か、その資金をどのように準備するのかをお客様と共に考えることからコンサルティングを始めています。
2016年4月14日に発生した熊本地震で私自身も被災し、最大震度7を経験しました。自宅は半壊し、特に給湯器の故障により温かいお風呂に入れないことは身体的なつらさだけでなく、心身の休息が取れない精神的なダメージも伴いました。給湯器の修理費だけでも基礎からの修理になれば総額100万円以上になることがほとんどです。このような状況で建物の一部損の保険金だけでは十分でないこともあり、その不足分は他の方法で補わなければなりません。もし、家財も含めた地震保険に加入していれば生活再建の経済的な負担を軽減できるかもしれません。
災害が多い日本に住む私たちにとって、備えは必要不可欠です。地震災害の損害とはどのようなものなのか、お客様の考える備えで生活を立て直すための資金が十分かどうか、私たちが正しい情報を丁寧にお伝えしていくことが大切だと考えています。
もしも災害が起こった時、避難所で過ごされているお客様に対して私たち保険に携わる者は迅速な手続きを行い、一日でも早く安全で穏やかな日々を取り戻せるような補償内容をご案内する責任があると考えています。私は、大切なお客様が不安な時に「何もできません」とお伝えすることはできません、その思いを胸に日々活動しています。
多くのお客様は、いつ災害が起きるかわからない中で、保険料をもったいないと感じられるかもしれません。最終的な判断はお客様に委ねられますが、もしもの時に保険募集人として責任を持てる補償内容をお選びいただけるよう、災害発生時およびその後の対応に関する知識を深め、最新の情報をお届けいたします。

山口 悦史