LPPお客様ストーリー わたしの「きづきずき」 Realization
お客様との「気付き(きづき)」からはじまる、「築き(きずき)」の積み重ね
お庭に広がる陽だまりのようなお客様
お客様とのご縁の中で、今も心に温かな記憶として残っているお一人です。そのお客様との出会いは、保険会社が提供する保険相談サービスへのお申し込みがきっかけでした。
私は新しいお客様との出会いが大好きです。「どんな方にお会いできるのだろう」と胸を弾ませながら、お客様のもとへ向かいました。お客様は以前、金融に関わるお仕事をされていたこともあり、保険について深い知識をお持ちでした。すでに複数の保険にご加入されていましたが、ご自身が足りていないと考える保険金額について改めて相談したいとのことでした。持病をお持ちだったこともあり、ご提案した緩和型医療保険にもご納得いただき、お手続きはとてもスムーズに進みました。その後は、日々の暮らしのことなどの話を重ねるうちに共通の話題が次々と見つかり、お互いに話好きということもあって、会話は尽きることがありませんでした。初めてお会いしたとは思えないほど自然で心地よい時間が流れ、気が付けば2時間近くあっという間に過ぎていました。
帰り際には、「遠いところまで来てくれてありがとう」と温かな言葉をかけてくださり、さらに手土産まで持たせてくださいました。そのさりげないお気遣いが本当にうれしく、帰りの車中でも心がじんわりと温かかったことを今でも覚えています。
お客様にはお嬢様がお一人いらっしゃいました。「うちの子は仕事が忙しいのよ」と話されるその口調は、とても愛情にあふれていました。忙しく働くお嬢様を誇らしく思う気持ちと、少しだけ案じる気持ち。その両方が伝わってくるようでした。何度かお伺いしていましたが、お嬢様とは一度もお会いする機会がありませんでした。その後、お客様はたびたび体調を崩されるようになり、その都度、給付請求のお手伝いをさせていただきました。ある日、「入院することになった」とご連絡をいただき、私は病院へ向かいました。そこで知ったのは、深刻な病と向き合わなければならない状況にあることでした。
お客様は入退院を繰り返されるようになり、最初だけはお見舞いと給付についての説明を兼ねて病院へ出向きましたが、次第にお客様の体調が優れない日が増え、ご負担にならないよう連絡はメールが中心になっていきました。メールを送ると、いつもの優しい言葉で返信をくださいましたが、ある時を境に、返信の間隔が少しずつ長くなり、やがて途絶えていきました。
「体調が悪いのかもしれない」「返事をしなければ、と気を遣わせてしまうかもしれない」と思うと、こちらから連絡することもためらわれました。画面の向こうにいるお客様を気に掛けながらも、何もできない日々が続きました。
お嬢様から、とてもしっかりとした口調でお電話をいただきました。「初めましてですが、母が亡くなりました」と、静かな言葉でした。
お客様は以前から、「手入れをしなくても毎年きれいに咲く花はないかしら」と探していらっしゃいました。私は次にお会いするときには、必ずその花をお持ちしようと思っていましたが、その願いが叶うことはありませんでした。 今でも、遠慮してメールやご訪問をためらってしまったことが悔やまれます。もう一度だけでもお会いして、あの花の話がしたかった。そんな思いが心から離れません。
それからしばらくして、「母が、田中さんに会ってほしいのよ、と言っていたので、会いに行きます」とお嬢様からご連絡をいただきました。実際にお会いすると、良い意味で私の想像を裏切る、とても明るく個性的な方でした。「うちの子は庭いじりに興味がないの、とお母様がよく言っていましたよ」「それで、お世話をしなくても毎年咲く花を探していたんですね」そんなふうに、お母様との思い出を語り合いながら二人で笑いました。そして、「闘病中も、母は田中さんとお話しするのを本当に楽しみにしていたんです」、その言葉を聞いた瞬間、気が付けば二人とも涙を流していました。そしてまた思い出話をしては笑い、笑ったかと思えば涙があふれる。あっという間に2時間が過ぎていました。お嬢様もお母様似でお話し好きの方です。
これからもお庭に花が咲くたびに、お客様の優しい想いを思い出しながら、お嬢様とともにその景色を眺めさせていただけたら幸せです。
お客様から教えていただいた、保障が届けてくれたこと
お客様とのご縁の中で、心に熱く残る経験をさせていただいたお一人です。お客様との出会いも、保険会社が提供する保険相談サービスへのお申し込みがきっかけでした。ご主人様の保険のお見直しをお手伝いさせていただいた後、奥様から「私もがんへの備えに不安がある」とご相談をいただき、がん保険をご提案しました。
ある日、「がんになってしまったの」と奥様からご連絡をいただきました。給付金の請求手続きは主にメールでやり取りをしていましたが、治療が少し落ち着いた頃にご自宅へ伺う機会がありました。
その時、奥様は「この保険に入っていて本当に良かった」と話してくださいました。「治療費の心配をしなくて済んだこと、そして主人に経済的な負担を背負わせずに済んだことが、私にとっては何よりの安心だったのよ。自分が望んだ個室で治療を受けることもできたし、給付金があったからこそ治療の選択肢も広がった。遠慮したり諦めたりすることなく治療に向き合えたことが、本当にありがたかったの。」その言葉を聞き、保険が支えているのは、治療費だけではないのだと気付かされました。家族に負担をかけているという気兼ねや遠慮からも解放され、自分らしく治療に向き合うことができる。その安心感もまた、保障が果たしている大切な役割なのだと感じました。
そして、2回目の給付金をお受け取りになった際、奥様から「よかった、本当に給付されるんですね」と言葉をいただきました。その一言を聞いて、私は改めて保険の持つ力を実感しました。奥様は「一時金を手厚くしたい」とのご希望でご契約をいただいていました。治療はしばらく続く見込みでしたが、今後の治療費も十分に一時金で賄うことができ、少し余裕資金もあるため、安心して治療を続けられる状況でした。
保険をお預かりすることが仕事ではありますが、本当に大切なのは、お客様に万が一のことがあった時に必要な保障を確実にお届けすることです。
保険料を抑えることももちろん大切です。しかし、ご予算の中で複数の保険会社の商品を比較し、保険料の安さだけではなく、本当に必要な保障内容を見極めてご提案することこそが重要だと感じています。お客様にとって何が最善なのかを考え続けることが、私たちの役割なのだと改めて教えていただいたご縁でした。
インタビューを終えて
―このたびはインタビューにご協力いただき、ありがとうございます。 「新規のお客様とお会いするのが楽しい」とおっしゃっていましたね。
新規のお客様をご訪問するとき、私はいつも本当に楽しみなんです。初回のご面談では、多くのお客様が緊張されていると思いますが、お話を重ねるうちにお客様の表情が和らいでくると私もとても嬉しいです。
この楽しいご縁をこれからも大切に育み、長く紡いでいきたいと思っています。
田中 幸子